第二次補正予算が成立 中身に国民民主党の提案が反映される
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6/12【第二次補正予算が成立 中身に国民民主党の提案が反映される】
本日は参議院本会議があり、第二次補正予算が成立しました。党の政調会長の泉ケンタ先生の談話が発表されましたので、シェアします。
第二次補正予算案には、第一次補正予算の議論のときに国民民主党が提出した案がたくさん採用されていることなど、なかなか世間には伝わらない部分についても、わかりやすく言及されています。
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令和2年度第二次補正予算成立について(談話)
コロナ対策として一般会計総額 31.9 兆円規模となった令和 2 年度第二次補正予算は、国民民主党を含む共同会派や与党の賛成で、本日、成立いたしました。
私たちは、検査・医療体制整備や生活者・事業者支援策の実施などで、遅れの目立つ政府与党に先んじ、数々の提言を行い、その改善を促してまいりました。
また今回の第二次補正予算においては、追加的支援が必要な分野(事業継続、学生、生活、医療、地方)を明確にした組み替え案を提出いたしましたが、残念ながら採決で否決されました。
その上で、今回の政府案には、私たちが第一次補正予算の際に提出した組み替え案のかなりの部分が採用されたこと、危機的な国民生活の状況に鑑み急ぎ予算を執行する必要があることなどから賛成することといたしました。
ただし、今回の政府案には問題点もあります。
まず、使い道が不明確な予備費が史上最高額の10 兆円も計上されていることです。財政民主主義や国民への説明責任の観点から強く懸念を表明します。
これに対し私たちは、予算審議の中で 10 兆円のうち 5 兆円の使途について一定程度明らかにさせるとともに、予備費執行の際の国会での事前説明を約束させました。
そして、持続化給付金やGo To キャンペーン における巨額の委託費問題です。
実態不明の団体を通じた複雑な契約関係や、適正な業務が行われているかの評価がしにくい構造を、放置することはできません。
今後も徹底的に監視していきます。
またこのような国家的危機の状況で、国会を閉会し、政府のコロナ対策に対する立法府の関与を弱めようという政府与党の姿勢には強く抗議します。
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