今国会での登壇質疑まとめ(長文です!)
今年はお正月が2回来たかのように、4月30日夜はどことなく意識の区切りを感じた秘書某です。
青山は当選させて頂いてから1年半、今国会では衆議院本会議登壇のほか、委員会質疑の出番に多く恵まれました。
地元の要望を国政へ反映すべく、しっかりと国へ伝える一方、
国会のメンバーとして外交問題や税制など、広い視点で政策に関する登壇・質疑を行っています。
(一議員の質疑まで、大々的に報道されることはなかなかありません。自ら情報発信をしていきますので、これからもよろしくお願いします。)
3月1日の衆議院本会議では、国家政策の基本を支える重要な統計事務について、
その扱い方の責任を問うべく(いわゆる統計問題)、大臣不信任案に関して登壇致しました。
その時の本会議場の雰囲気についてはこちらのレポを。
続いて、衆議院の各委員会について。
所属する外務委員会の他、財務金融委員会、予算委員会分科会、農水委員会等でも質疑を行っています。
各委員会のレポート記事にリンク先が飛びます。なお、ここに書きだした内容及びリンク先のレポートは、質疑内容の一部であり、委員会での青山の質疑項目はこれらのみではありません。
2/26 財務金融委員会では、日銀総裁に、日銀消費者物価指数レポートの記述の仕方が突然変更されたことについて何か思惑があるのか、率直に疑問を投げかけました。
この質問は巷で注目を浴びたようで、ロイター通信等でも報道されました。
また、今国会の政府の税政策について、青山の質問に対する政府の答えの矛盾について追及致しました。
2/27 予算委員会第8分科会(国土交通分野)では、これは地元民なら切実さが共感頂けると思いますが、
つくばエクスプレスの混雑緩和のための車両増設や、圏央道のパーキングエリアの増設、
6号バイパス千代田石岡の開発については、地元の自治体と連携して丁寧な進行を要望致しました。
(追記:その後、圏央道パーキングエリア増設に向けて、5月に調整会議が開催されることになりました。)
(追記2:その後、日経新聞で報道が出ました。早くも8両化が決定しまして、いよいよ現実となります。つくばエクスプレス、8両編成に拡大へ 30年代前半 )
4/10 外務委員会では、自衛隊と他国軍との間での物品貸借に関する協定であるACSAが論点となりました。条約は、国会の承認の対象であります。ですから、このACSAがはたして国会で承認すべきか否か、まず委員会の場で議論しました。
4/11 科学技術イノベーション推進特別委員会
では、環境研、JAXAを応援すべく、
地球ガス観測衛星「いぶき」の活躍と将来を見据えた展開を問いました。
さらに、研究所で働く研究者、非正規雇用の方たちの身分保障、
研究施設の老朽化対策などを質問致しました。
これらは、研究学園都市を身近にする地元の者として、気にかかる論点であります。
また、研究所の老朽化対策については、これまでも度々、
青山は委員会で発言しております。5/8の農水委員会でも質疑を予定しています。
4/12 外務委員会では、ちょうどその日未明にWTO判決が出たことを受け、急遽、時宜に即した質問を致しました。
WTO判決と政府の対応については、その後の4/24の外務委員会でも最新状況を伺っております。
4/16 財務金融委員会では、印紙税廃止の可能性の有無を問い、
タイムリーな話題であった新紙幣発行についての他、今年2月に生保各社が販売自粛をはじめた法人定期保険について、
疑問点を確認し、明確な回答を得ました。
4/17 外務委員会では、海洋汚染防止に関した条約2本が扱われましたが、
船舶事故に関する保険加入義務付けに加え、
保険者への直接請求が可能となるということで、
被害者保護が大きく前進する重要な条約であり、賛成の立場から質問を致しました。
4/24 外務委員会では、高い志を持って運営に励む茨城空港を応援すべく、空港評価制度の詳細に切り込み、
また、北方領土交流事業に向け元島民へのメッセージを外務大臣に問いました。
(以下追記)
5/8 農林水産委員会では、地元土浦が産出量全国1位であるレンコンについて、
外観・品質の劣化を招くネモグリセンチュウの被害に長年悩まされていることと、その対策の必要を訴えました。
また、農産物の物流改善と効率化について、ドライバーの皆様の負担にかかってしまっている現状を訴え、パレットサイズの規格統一化等、対応を求めました。
さらには、つくば市内の研究所、農研機構や森林機構等について施設老朽化の現状を伝え、対策を求めました。
6/4の科学技術イノベーション推進特別委員会では、宇宙開発とドローン政策について質疑しました。
ちょうどトランプ大統領の来日と重なり、日米首脳会談で宇宙開発について議論がなされたというタイミングでしたので、
それに関し、今後の具体的方針について伺いました。
また、衛星データの利活用の進展を求めたところ、
大臣も、データ利活用は社会のイノベーションにつながると考えていること、すでに衛星データを利用できるオープンかつフリーのプラットフォームが今年発足したこと等、利活用事例等について回答を頂きました。
ドローンの災害時の利用について、衝突防止のためのガイドライン策定が必要では、と質問したところ、
まだ事故事例がないので必要性を感じていないとのことでしたが、今のうちにぜひ対策を、と訴えました。
またドローン異常時の落下対策でのパラシュート装備について、現状は火薬類取締法の規制にかかるために装備ができないが検討を、と求めたところ、
パラシュートでの火薬使用は少量であり、安全性が技術的に評価できれば、規制の適用除外制度を活用していきたい、と前向きな回答を得ました。
――――――――――――――
ざっと、振り返りのまとめです。
まだ会期中なので、委員会予定があります。
こちらのブログにたどり着いた皆様とのご縁を大切にしたいです。
これからも、活動内容の情報発信に心掛けていきます。
◇はじめて青山やまとブログへ訪問された方へのご案内はこちら。◇