外務委員会で質疑
4月10日の衆議院外務委員会にてフランス、カナダとのACSA締結の是非について議論を交わしました。
ACSAとは一般的に聞き慣れない言葉であります。要約すると、自衛隊と他国軍隊との間で物資や役務を融通しあうための協定のことです。具体的には食料、燃料、輸送、医療そして弾薬などを相互に提供する際に簡易に決済手続きができる取り決めのことです。
国連平和維持活動(PKO)や大規模災害の支援の場、共同訓練などでの協力を念頭におきながら、安全保障・防衛協力を円滑に進め、連携の実効性を高める狙いもあります。
1996年に米国と最初のACSA締結をし、民主党政権時代に米国以外とのACSA締結を進めてきましたが、当時は他国へ提供できる物品の中に「弾薬」は含まれていませんでした。これからも他国ACSA締結を進めていくべきと考えます。ただし、日本の専守防衛というスタイルから「弾薬の提供」は含めるべきではないという疑問を政府に投げかけ、議論を深めていきました。
正直「弾薬の提供」の是非について私自身、答えが出ていない分野であります。
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