ACTIVITIES活動報告

科技特委員会で視察★研究現場の声を伺う

茨城6区内、5/19の新聞朝刊に「青山大人 活動報告かわら版89号」を折り込みしたので反響が大きいです。
さて、5/20は衆議院・科学技術・イノベーション推進特別委員会にて、
京都大学高等研究院、京都大学メディカルイノベーションセンター等を視察しました。



特にノーベル賞を受賞された本庶佑先生のお話はとても勉強になりました。
以下備忘録も兼ねて、
・イノベーションとクリエーションの違いをしっかり認識する。日本が追い求めるのはクリエーション。
・生命科学はわからないことが多い、生命科学は登ってみないと次の景色は見えない。
だからアイデア研究が重要。
・シーズ(基礎研究、新技術)をニーズへ。TRI(神戸医療産業都市推進機構)が成功事例。
今の日本はシーズ部分の支援が乏しい。
・科学研究補助金の分配を少額のバラマキ、細切れではなく、
件数を減らして1件あたり年間1000万から3000万規模にすべき。
科研費の目利きは問題ではない。細切れの件数が増えることで事務費の増加が問題。
・今の制度では若手研究者が30歳代で好きなことをやれる機会が少ない。
成功した人は何らかのきっかけで30代に好きなことをやっている。
・今の日本政府は大企業を優遇、サポートしすぎている。
本来政府が守るべきは新たな産業を担うベンチャーではないだろうか。
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