動物愛護法改正案、衆議院議員全員賛成可決
動物の愛護及び管理に関する法律の改正が、先日、衆議院議員全員の賛成で可決されました。
これは私も所属する超党派の「犬猫の殺処分ゼロをめざす動物愛護議員連盟」で議員立法のたたき台をまとめ、各党での議論を得てできました。
主なポイントは、
・第一種動物取扱業者が遵守しなければならない基準は動物の愛護及び適正な飼養の観点を踏まえつつ、
動物の種類、習性、出生後経過した期間等を考慮して、飼養施設の管理、飼養施設に備える設備の構造及び規模等に関する事項について定めるものとすること。
・出生後56日を経過しない犬又は猫の販売等の禁止。
・犬又は猫の所有者は、みだりに繁殖して適正飼養が困難となるようなおそれがあると認める場合には、
その繁殖防止のため、生殖を不能にする手術その他の措置を講じなければならないこと
・都道府県等は、動物の愛護及び管理に関する事務を所掌する部局又は当該都道府県等が設置する施設において、
当該部局又は施設が動物愛護管理センターとしての機能を果たすようにするものとすること。
また、動物行政を担う地方公共団体における動物愛護管理担当職員の拡充を図ること。
です。マイクロチップ装着の義務付けなど私の考えとは逆のことも含まれています。
それぞれの愛護団体で納得がいかない部分もあると思いますが、大きな前進だと思います。
茨城県議時代の2008年から犬猫殺処分を減らすために取り組んできて、
衆議院議員になった直後、たまたま法律改正の時期にぶつかり、議員立法の作成に携われたことは非常に感慨深いです。
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