ACTIVITIES活動報告

ユマニチュードのお話(名人芸ではない介護ケア技法)

看護・介護分野でのケア技法「ユマニチュード」を考案された、フランス人のイブ・ジネスト氏を招いた勉強会が議員会館で開催されました。早速、秘書レポです。
なぜかあの人が介護すると心を開くという「名人芸」だと思われていた謎が、「ユマニチュード」というケア技法として学ぶことができ、実践できる。その効果の実証や、今後、認知症ケア等にとどまらず、自閉症児の親への教育へも応用できるのではないかと、現在研究が進んでおり、発展しつつある技法です。
例えば、介護ケア中、介護を受ける人と介護をする人とが「目線」を合わせることがいかに大切か。相手の体を支えたり、相手に合わせて後ろ向きで歩いたり、と介護をする側の体勢が危うくなっても、どんな体勢となっても、介護をする人は相手の目を見つめる。前向きな言葉をかけ続ける。
このように細分化された技法が、着実に相手にポジティブな心理的効果を生み出していることが、科学的にも実証されているそうです。
市民講座でこの技法を普及させる試みなども始まっており、これからという分野のようです。



ジネスト氏の「人間の存在は、別の人間にとって薬となりうる。介護を通じて、高齢者こそが愛情を教える存在となりうる。これは科学的な話であって、夢物語ではない」という言葉が印象に残りました。
障害者安定雇用安心就労促進議連などにも青山は参加していますが色々と考えさせられます。
究極の本質は、人と人との関わり方そのものの話です。
国会は法律や制度を作ることで人を守っていくことや、未来につなげるために例えば予算配分により研究を進めることで社会をバックアップしていきます。
様々な勉強の機会、人の声を聞く機会を大切にしながら、今後も事務所一丸で青山は精進致します。
(長文お読みいただきありがとうございます)
◇はじめて青山やまとブログへ訪問された方へのご案内はこちら。◇
◆国会での活動内容について今すぐ知りたい方は→今国会での登壇質疑まとめ(長文です!)
国会あれこれ(新聞の日程動静欄の話)
本会議のリアル。TV中継ではマイクに拾われず伝わらない会議場という空間のぞわぞわ。