ACTIVITIES活動報告

12/12 大学共通入試・記述式試験導入 これからどうなるのか

*更新は青山やまと事務所Facebook 又は 議員本人による青山大人Facebook の方が早いです。

【12/12 大学共通入試・記述式試験導入 これからどうなるのか】

国会内で、上記に関し会議が継続して開かれています。
大学共通入試に導入予定の記述式試験。実施にあたって懸念事項が多く、野党側が委員会やそれ以外の会議等で指摘を続けてきました。
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今日の会議での政府側の回答によれば、年内には導入延期するのかどうか方針を固めたいとのことです。
秘書某は正直に申し上げれば、いつから何がどうなってこうなっているのか、全貌は把握できておりません。
ただ、会議に陪席していると、本当に少しずつ少しずつ、綻びをひっかかりとして進んで行くような感じです。
例えば、共通入試実施を請け負う側へ野党側が、模擬試験における採点ミスの割合を尋ねましたが、機密情報であり外部つまり国側へも教えることができない、と、ではその(よそからの出向などを含まない)従業員数について質問したところ、非公表だ、と、そんなやりとりが続きました。
しかしこれは約60億(注:なお報道では50億とのこと)の税金により実施される大規模な試験です。
また、20日間で、記述式答案の採点(約50万人が受験する規模)を終わらせることの現実性、記述式答案は予想外の回答が出てくる可能性があり、正答の範囲をその都度改め、すでに採点済の答案を見直さなければならない。これもすべて20日間で終わらせる。
採点者数とその質の確保はどうするのか。公正な採点に基づく試験が本当に可能なのか云々。
今、指摘されているような懸念事項は、この段階に至るまでに誰も気づかなかったのか、そして今いくら尋ねても曖昧模糊でした。
受験生は、どんな球が来ても打ち返す気迫で勉強をしているでしょう。私もそうでした。多くのことは考えられなかったです。
ところで、どんな能力をもつ人間を育てたいのか、共通入試の枠組みをいじることは、究極は国の未来につながっていると思います。
(写真2枚目は会議後の建物の外の様子。)
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