ACTIVITIES活動報告

大学共通入試・記述式試験導入問題 このあとどうなるのか

先ほどまで約2時間、某地区にて膝詰めで住民の皆さまのお話を傾聴しておりました。
昭和61年以来、約35年間、大雨が降るたびに水害の恐怖に悩まされながらの生活を送られていたことに対して、政治家としてまずはお詫びを致しました。

国会は閉会しましたが、国民民主党の城井代議士や原口代議士、立憲民主党の川内代議士はじめ野党が一丸となって、公平な受験を阻害するセンター試験の国語数学記述式試験の導入延期のために取り組んでおります。

 
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 

【12/16 大学共通入試・記述式試験導入問題 本日の会議の様子 このあとどうなるのか】 

(*追記:この記事の翌日12/17に記述式試験導入は見送られました。)
 
今日も引き続き、上記問題について野党側が政府側に問う会議が開かれました。秘書レポです。以下、長文ご容赦ください。
 
 
前回の会議の後、野党議員が、採点実施を請け負う会社の所在を確認したところ、今回の記述式試験の採点を請け負う事業者は、B社の採点部署を独立させて立ち上げた会社であり、ただそれでは利益相反になるので兼務は辞めた、とのこと。
 
 
今日の会議で政府側の説明によれば、採点業務の入札では、過去の実績などを考慮して事業者を選定したとのこと。であれば、2017年に立ち上がったばかりのこの採点会社の過去の実績は、実態はB社の実績そのものであって、利益相反にならぬように独立させ会社を立ち上げたというのは何とも納得できない、との意見も野党議員から出ました。
 
 
野党側の質問内容のいくつかは、採点業務やその周辺の質問ではないにもかかわらず、採点業務は機密性の高い業務なのでその質問には答えられない、との回答も多く、不明瞭なまま会議は終わりました。
 
 
これは記述式試験の話ですが、この他にもおそらく、いつ誰が決めて動き出したのかわからないことはあって、そもそも「誰が」と言えるほど明確でない意思決定過程で生まれるかもしれず、何だかよくわかりません。国はあまりにスケールが大きすぎます。  
 
ただ、それに対してきちっと切り込みを入れていく政治家も、党も、存在しています。
 
お伝えしたいのは、一概に、いわゆる政治家は、~党は、と、決めつけてしまうのは、危ういことではないかということです。
 
国の未来を考え、その責任を思う政治家は、(与野党問わず)ただただ地道な活動をしています。
 
20191216b.jpg