ACTIVITIES活動報告

文教警察委員会②

先日の文教警察委員会の質疑の様子②
県生涯学習センターの再編方向について、県の方針を平成24年度当初に決定するということが突如示されました。この余りにも唐突な発表に、驚きというか呆れてしまいました。
森田議員(自民・古河)、田村議員(公明・つくば)も指摘していましたが、
・県内5つある生涯学習センターを水戸生涯学習センターに統合する明確な理由が示されていない。
・そもそもこの方針を示した外部委員会というのは、被災した水戸生涯学習センターの移転を含めた復旧方法について検討するために設置されたもの。
・その外部委員会の検討結果をいきなり3月議会に提案してきて、平成24年度当初までに県の方針決定とは、あまりにも唐突すぎる。
青山も他の議員の質疑を踏まえ、以下の4点を質問いたしました。①県の方針をだすのは、平成24年度当初ではなく、平成24年度末ということでよいか。②この報告はあくまで外部検討委員会の報告であって、県の方針はまだ決まっていないということでよいのか。③水戸は利用者数で見ると,県南生涯学習センターや県西生涯学習センターについで3番目。県南や県西は指定管理で民間が運営している。仮に一か所に統合する場合、水戸生涯学習センターを残す理由が明確でない。④昨年の12月議会、文教治安委員会において,被災した水戸生涯学習センターの復旧についての説明があったが,生涯学習センターの再編などとは書かれていない、敢えて議会に気付かれないような表現にしたのか。
県教育庁からは、①一年かけてじっくり議論していく。②その通りである。③本県生涯学習を牽引するところが必要と考え,機能の面で水戸生涯学習センターを三の丸庁舎に移転しては、との外部委員会の報告である。④まったくそのような意図はない。との答弁がありました。
検討委員会の委員はたったの10人で,しかも審議は5回のみ。今後は,議会も含めて幅広い議論をしてほしいと改めて意見を開陳しました。