ACTIVITIES活動報告

県議会文教警察委員会県内調査

先日、県議会文教警察委員会の県内調査の様子です。

まずは、茨城県警察学校へ。
ここ数年は公務員全般で、大量定年退職の時代になります。警察官も同様で、茨城県警ではここ10年で全体の3分の1が入れ替わることになります。また、10年以内に女性警察官の割合を全体の10%までにすることが茨城県警の方針でもあります。そのような中、新たに採用された警察官に対する教育訓練は言うまでもなく大切なことです。現場にて、教育訓練状況や課題を視察。

次の視察先の県立笠間高校では、5年前に美術科が設置され、来年度からは新たにメディア芸術科が開設されることになります。県立で美術科がある高校は笠間高校と取手松陽高校のみ、さらにメディア芸術科は県内初とのこと。美術科の授業風景も見ましたが、生徒たちのその腕前もさることながら、みんな生き生きと真剣に楽しく取り組んでいる姿に感銘を受けました。現在、県立高校の再編整備を行っておりますが、このような特色のある学校を作っていくことの必要性も実感。

最後の視察先の友部第二中学校では、武道の必修化に向けた取り組みについて。笠間市では今までも中学校体育武道で柔道を行ってきた実績もあり、スムーズに対応しているような印象を受けました。
また、今後の課題として、必修化に伴い、女子も武道を行うため、男女共習にするか、別習にするかなどの工夫や全生徒が学習に取り組む場の確保と安全面の配慮、また柔道着を個人購入させる経済的な負担面での考慮などがあげられました。