ACTIVITIES活動報告

種子法復活に向けて準備中

青山も議員立法提出者の1人である「主要農作物種子法復活法案」が、6/6の農林水産委員会で審議されます。私はいつもは質疑者側ですが、今晩は答弁者としての原稿を書いております。
廃止されてしまった種子法ですが、食の安全を守るため、野党は議員立法という形で戦っています。



与野党で建設的に議論したいため、提出者で明日に備えての協議を行いました。なお、野党提出の議員立法を国会で単独審議するのは異例であります。
さて、以前Facebookにも書きましたが、従来の主要農作物種子法は、都道府県に米、麦、大豆の優良な種子の安定供給を義務づけておりました。
その種子法が昨年突如廃止されたことで、今後、米の価格高騰、研究者及び研究成果情報の海外流出の危険性、遺伝子組換え種の国内流入などの懸念が強く、県内でも常総市をはじめ全国の地方議会から国に是正を求める意見書が次々と可決されております。
あまり知られておりませんが、かつて国産100%だった野菜の種子は、種子法のような法律がなかったために、現在では9割以上が外国産に置き換わっています。しかもその多くが一部の外資系企業に独占されております。
もちろん、今回の種子法復活法案は、従来の種子法を単に復活させるだけでなく、時代に合わせた内容で、昨年の廃止理由の一つとなった民間参入にも配慮する規定を盛り込んでおります。