ACTIVITIES活動報告

GWは那珂湊へいかがでしょうか?


(写真はひたちなか海浜鉄道株式会社のHPから使用させていただきました。)
県議会総務企画委員会が開かれました。前半は県内の公共交通の被災状況と公共交通の確保について議論。鹿島臨海鉄道の斎藤副社長、ひたちなか海浜鉄道の吉田社長にもお越しいただきました。
私の方からは、
①県内鉄道で現在の災害復旧事業費の補助制度の対象となるのは?
②県内鉄道で現段階での大まかな災害復旧費の額?
について質問しました。それについて県の企画部長から、
「県内では、鹿島臨海鉄道、ひたちなか海浜鉄道、つくばエクスプレス、関東鉄道、真岡鉄道の5つが対象となる。鹿島臨海鉄道約25億円。ひたちなか海浜鉄道約3億円。ただし、代行バスの経費は現行制度の補助対象外。そもそも、現行の災害復旧事業費補助制度は阪神淡路大震災の時にできたもの。阪神淡路大震災は大都市での災害で比較的経営が安定している路線が多かったが、今回は、茨城はじめ被災したローカル線が多く、現行の補助率2分の1(事業者が2分の1、残り2分の1のうち、国が4分の1、地方自治体が4分の1)では事業者負担が重くのしかかる。今後、補助率の嵩上げ必要。地方自治体の負担軽減も同時に国に対して働きかけているところ。また、鉄道復旧を最優先に全力を尽くしており、全体の鉄道災害復旧費の額については、被害が大きくまだ全容をつかめていない状態。改めて6月議会で報告する」との的確な答弁がありました。
先日は大畠国土交通大臣が県内鉄道の被災状況を視察に来てくれました。今後、国の方で新制度が設計されることを私も地方議員として強く国に働きかけていかないなと改めて認識。
因みにひたちなか海浜鉄道は地域密着で色々なイベントを行っているんですよ。直近では、5月1日(日)に、通常では、不可能な車両の連結を行い、車両お披露目会及び撮影会や毎月やっている野菜直売会も特別に停車列車の中で販売を行うみたいです。築約100年を誇る那珂湊駅舎も無事のようです。
こういったイベントに行くのもみんなでできる復興支援の一つ。ぜひ、GWにひたちなか海浜鉄道に訪れてみてはいかがでしょうか。みんなで応援しましょう!!