ACTIVITIES活動報告

本会議一般質問終了

昨日まで県議会では一般質問が行われました。質問に対する県の答弁からいくつか挙げてみます。
・霞ヶ浦のアオコ対策→昨年の夏は悪臭被害が発生したことから、今年度は発生状況をきめ細かく監視し、アオコ回収船の出動、船のスクリューによるかく乱や放水によってアオコを水中に沈降させるなどの対策を実施。また、土浦の新川において7月~10月の4か月間、アオコからの悪臭被害を防止する装置を設置運転。今後もアオコ発生の早い段階での対策の実施、「りん」が霞ヶ浦に流れ込まないよう生活排水対策の一層の推進を図る。
・児童相談所の対応強化→教育庁と連携して現職の教員を児童福祉司として児童相談所へ配置したり、警察と連携して身の危険を感じる家庭への訪問調査には警察官に同行してもらうなど、関係機関と連携強化。今後も虐待事案に適切かつ迅速な対応ができるような職員の配置について関係部局との調整を進め、児童相談所の対応強化に努めていく。
・霞ヶ浦導水事業→平成23年度までに総事業費約1900億円のうち、約1480億円が執行され、事業費ベースの進捗率は約78%。導水路は約43kmのうち約13.7kmが完成。この事業については、平成22年12月から事業のあり方への検証作業が進められている。県としては早期に検証を終えて速やかに事業を進めるよう国に対して強く訴えている。
さて、私も何度か霞ヶ浦導水事業について書いておりますが、この導水事業が霞ヶ浦浄化に大いに役に立つかもしれないし、全く役に立たないかもしれない。ただし言えることは、これは国の事業であり、今回の総選挙の結果で事業促進か中止に大きな影響を与えるわけです。つまり、皆様の一票が霞ヶ浦導水の促進か否かを選ぶことになるのです。