ACTIVITIES活動報告

代表質問初日

10月3日から始まった県議会では、今日明日と各会派の代表質問です。本日の本会議で取り上げられた質問の中で、①国際化に対応できる教育の推進、②茨城空港の就航対策そして③地域医療の充実、特に医科大学の誘致の3点をピックアップします。
①まず国際化に対応できる教育の推進については、小学校、中学校、高校それぞれの発達段階ごとに課題を把握しながら英語能力の向上に取り組んでいるとのことです。小学校では外国語活動の時間に加えて、休み時間などに英語の歌を継続的に聞かせることで児童が英語のリズムや音声に自然になれ親しむ環境を作り、中学校では英語の正しい発音を身につけさせるためベンチャー企業が開発した発音力ソフトを全校に導入し、生徒がパソコン上で楽しみながら学習し、高校では英語による論理的なコミュニケーション能力を身につけさせるため授業にディベート活動を取り入れるとともに昨年度からは、全県立高校においてオールイングリッシュの授業を推進しているとのことです。
さらに今年度初めての試みとして生徒を国連大学に派遣し留学生との議論や国際問題に関する講義を受講することで、生徒たちのコミュニケーション能力をさらに高めたり、国の入学支援金交付事業を活用し、留学支援の拡充を図っているとのことです。
まさに「受験英語」世代で、今になって英語を再び勉強している青山としては、羨ましい限りです。
②次に茨城空港の就航対策は、8月にミャンマー国際航空が茨城空港のチャーター便の就航を表明し、先月のLCC国際会議においても複数の航空会社から茨城空港に関心が示されたところであり、今後もアジア各国の航空会社の路線の誘致に努めていくとのことです。因みに現在、茨城空港に就航している中国の春秋航空は、現在も好調な搭乗実績を維持しており、先方からの茨城空港に就航したことは成功であったとの評価をいただいているとのことです。
③最後に、国が医学部新設等に関する規制緩和に向けて舵を切る際には茨城県のような医師不足の地域に最優先で適用されるよう全力を尽くすとともに、茨城県にとって医科大学の誘致は極めて重要であるので少しでも可能性がある限り取り組むべき課題であり、引き続き関係者との意見交換をしていくとのことです。
さて、明日も引き続き代表質問です