ACTIVITIES活動報告

学習支援について

茨城県議会は本会議での代表質問、一般質問を終え、今日から常任委員会での議案の審議に移ります。先週の青山の代表質問で、ひとり親家庭などへの学習支援についての質疑応答についてお問い合わせがあったので掲載致します。
厚生労働省の調査によると、18歳未満の子どもの貧困率が、平成15年の13.7%から上昇を続け、最近公表された平成24年の状況は16.3%という大変深刻な数値が示されました。さらに、ひとり親世帯の貧困率は54.6%にも上り、母子家庭などでは、半分以上の世帯が貧困に陥っております。
そこで、代表質問において、「私はひとり親家庭や貧困世帯などで、学びたいのに家庭環境によって学習する機会を得ることができない子どもたちへ学習の機会を整備することは、子どもたちの将来とこれからの社会にとっても大変重要であると考えます。さらに、子どもたちの学習の遅れを取り戻す取り組みと平行して、より学習意欲のある子どもたちに対しては、いわゆる「進学塾」的な役割の支援も重要であると考えます。実際、他県では、家庭教師や個別指導で有名な企業と連携するなど、ひとり親家庭の学習支援事業にプロのノウハウを活用する事例も出てきております。茨城県としては、この問題についてどのように認識し取り組んでいくのか。」と質問致しました。
これに対して知事からは、「茨城県でも竜ヶ崎市にあるNPO法人が生活困窮者に対する学習支援を開始したほか、県内の児童養護施設においても入所児童への学習支援を実施するなど県内でも様々な活動が行われております。県としても、ひとり親家庭の子どもの学習支援や進学相談を行う事業を市町村と連携しながら検討していきたい。」との答弁がありました。この質問は翌日の新聞にも掲載されました。
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