ACTIVITIES活動報告

【35歳、落選。全てを失った男が国政へ向けて、再起への道のり⑦】

ぬるま湯につかっていた自分を猛省する。今の立場になって早3ヶ月近くになろうとしているが、これまで以上に自分の時間管理をきっちりするようになった。というかせざる得ない状況にある。時間が足りないのです。
今の青山の生活を大きく3つに分けると、政治活動、勉強、仕事の3つが大きな柱です。政治活動については、国政を担えるよう、まずは次の衆議院選挙に当選することが至上命題であり、言うまでもなくここに一番時間を割かなくてはならない。しかし、ただ国会議員になるのが目標ではないので、自分自身の見聞や知識をさらに磨くためにも勉強の時間も取らなくてはならない。まぁこの辺は以前とそんなに変わりません。これまでとの大きな違いは、暮らしていくだけの最低限の生活費を稼がなければいけないところです。今のところ深夜の警備員、土木現場、執筆、海外からの仕事などやっています。
思い返せば県議時代は、議員給与という形で毎月定額の給料が支払われる。それに加えて政務調査費も使える立場にあった。日本の政治家の給料が諸外国と比較された際、特に地方議員は海外と比べて、給与の高止まりが指摘されている。議員を主たる職業とすべきかそれともボランティアで行うかについては賛否両論あるし、私自身も県会議員の8年間はほぼ議員給与だけできたので偉そうなことは言えないが、以前からこれでいいのだろうかという疑問を抱き続けてきた。
そしていざ、こういう状況になってみると、改めて議員って甘いなと思うし、国家や自治体の財政を扱う上で、自分で経営するという経験や技術を身に付けていかなければいけないと改めて実感もしている。そもそも近代民主主義というのは王さまや貴族の横暴(恣意的な課税)に対して市民階級が力をつけて、王様の無茶振りを制限する手段として発達してきた歴史もある中で、いつの間にか政治家が税金で暮らすような以前の王様みたいになって、税金の上げ下げをしているのは、あまり良いことではないですね。