ACTIVITIES活動報告

【臨時国会は8/1からの見込み】

7/29
皆様こんばんは。いつも応援頂きありがとうございます。
昨日28日には、参議院の野党国対委員長会談がありました。
参院選後はじめて、野党全会派がそろう会談で、8会派とのことでした。

斎藤国対委員長が以下のコメントを、会談後の会見で述べました。
「それぞれ様々なお考えがあるので、なかなか全てのことについて野党として同じ方向を向いて歩みを進め
ていくということは、かなり困難を伴うだろうというふうに思いますが、
私なりに当面の間は、モデレーター的にできるだけ多くの皆さんの声も聞きながら共通点を見いだして、
その上で与党との協議に当たっていきたい」とのことです。

そして、臨時国会は8/1から始まります。
会期はまだ協議中ですが、
ガソリン暫定税率廃止案の提出は必ず出すべし、との方向性の一致が、上記の参議院の野党国対会談では見られました。
(秋の国会も視野にいれた上での)暫定税率廃止の実現に向けて、立憲はしっかり取り組んでいきます。

また、本日午前の小川幹事長会見では、
参院選での立憲の訴えかたについて記者から質問があり、
小川幹事長より、
ポピュリズム的な考え方に対しての危機感に触れて下記のようなコメントがありました。

参院選中に「私自身、実は一生懸命訴えたことなのですが、
図らずもこの参院選、後半は特に外国人政策が一つの話題に図らずもなりました。

それで私、申し上げたのは、問題の根本は国内の構造問題にあり、
それは格差の固定化や貧困の拡大にあるということを繰り返し申し上げました。
だんだん人々の生活が厳しくなり、格差や貧困にあえぐような社会になると、
比較的単純な答え、敵をつくるような政治スタイルに共鳴し共感する人が多くなる。

つまり、自分の苦しさや厳しさに対する、「誰かのせいだ」と。

そして、よりシンプルな答えに飛びつきたくなりがちなのが人々のある種素直な方向性であり考え方なのだろうということを、
歴史を通して学ぶから、なおさらそう感じています。

人々の自由や人権、多様性を尊重する共生型の社会を目指すということを主張するということは、
つまり、それを受け入れるだけの社会に一定のゆとりや精神的余裕、そして経済的なある程度の見通し、
こうしたものが下支えとしてあって初めて通用する考え方なので、

私は、より今深刻に問われているのは社会政策であり、
社会の安定化、暮らしの底上げ、将来への見通し、
これをもたらすべき政治の責任は極めて大きく、

今この風潮として見られるある種のポピュリズム的な考え方や、
そうした政治勢力が台頭しているのではないかということへの疑念は、歴史を振り返れば振り返るほど、
極めて大きな破壊的な結果に至りかねないということを含めて、
大変責任を感じつつ、
何度も申し上げますが、危機感を持っております。」

以上、小川幹事長談。