【選択的夫婦別姓 院内集会 与党議員の関心のなさ】
皆様こんにちは。いつも応援ありがとうございます。
さて、3/8に議員会館で、選択的夫婦別姓に関する集会がありました。野党議員・秘書・報道関係者も多く駆けつけました。
日本では初めて、1996年に選択的夫婦別姓導入に向けて、法制審議会から民法改正案が法務大臣へ答申されました。
同年以降、内閣府・法務省が世論調査を定期的に実施してきました。
1996年の世論調査では、
夫婦は必ず同姓を名乗るべき(39.8%)、
婚前の姓を名乗ることを希望する場合は別姓を名乗れるよう法律改正しても構わない(32.5%)でした。
2001年、2006年、2012年と世論調査は続き、
2017年の世論調査では、
夫婦は必ず同姓を名乗るべき(29.3%)、
婚前の姓を名乗ることを希望する場合は別姓を名乗れるよう法律改正しても構わない(42.5%)。
最新の2021年末の世論調査では、設問が変更され、
現在の同姓制度を維持するのが良い(27%)、
現在の同姓制度を維持の上で通称使用の法制度を設けた方が良い(42.2%)、
選択的夫婦別姓制度を導入した方が良い(28.9%)となりました。
しかし、この設問変更自体に疑問の声が上がっています。
通称使用の法制度など検討されたことがなく、中身が不明だからです。
結婚に伴う改姓に抵抗を感じるという人もいます。
周りでは既婚女性、婿養子になった人からそういった声を伺います。おそらく、結婚後も仕事等で社会の接点が多い人ほど、違和感や不都合を経験されているのではないでしょうか。
国連からは夫婦同姓の強制を是正するよう、勧告が2003年から続いています。
婚姻で姓を変えるかどうかは、家族の絆という質的なものとは、別次元の話です。
この日の集会の出席者のリストが主催者から送られてきました。
与党議員の関心のなさが見て取れます。
早くも、選択的夫婦別姓にについての最初の答申が出てから、
30年近くが経過しましたが、議論に進展はありません。
これに限らず日本の閉塞感、色々雑感を書いていても仕方がないのでこの辺で失礼いたします。
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