ACTIVITIES活動報告

満月の夜空の下、委員会は紛糾。

2日夜の衆議院財務金融委員会で、出国ごとに誰でも1000円徴収される新しい税(国際観光旅客税法案)が賛成多数で決まりました。私はまだまだ納得できない部分が多く反対しました。この後、この法案は本会議へ提出される予定です。
観光立国を目指すことも、訪日外国人も増え環境整備が必要な面があることも当然認識しています。特に2020年の東京五輪に向けて急ピッチで整備しなければいけない面もありますが、これまで既存の財源の中でやりくりしてきた訳です。
観光客数は順調に増えていますが、青天井に増える訳ではありません。安易な増税に頼ると、一定の整備の目処ついた後、その税収を使い切ろうという方向に向いてしまいます。仮に出国税を導入するとしても、5年間とか期限を区切るべきではないか。単に反対するのではなく、質疑ではそのような提案もさせて頂きました。
昨年の総選挙で出国税の導入なんて話はあっただろうか?但し、多数決により決まってしまった以上は、この新しい税を導入してよかったと多くの皆さまが実感できるような使い方になるように取り組んでいきます。因みに出国税が始まるのは来年1月7日からと予定されています。
今夜は満月でした。