ACTIVITIES活動報告

活気溢れるカンボジアから

土浦商工会議所青年部でカンボジアの首都プノンペンへの海外投資ミッション事業を企画実現し、総勢約20名でプノンペンへ行ってきました。そして先ほど成田へ戻ってきました。
1月23日 成田発ANAの便でプノンペンへ。カンボジアへの直行便はANAのみで就航してまだ3年とのこと。やはり直通便が飛ぶと便利です。



①夜にカンボジア到着。早速、現地のJETRO所長やカンボジア日本人商工会の皆さまとの意見交換。JETROの宮尾所長の熱いプレゼンに感動。
・カンボジアの1人あたりのGDPは約1500$だが、首都プノンペンでは4000$近いとのこと。確かに道を走っていると高級車が多いはずだ。
・国全体の人口1600万人、うちプノンペン人口が150万人、平均年齢25歳
・電気の供給が若干不安定、国内の輸送費が高いが、メコン川流域のタイ、カンボジア、ベトナムを結ぶ道路ができ物流が改善。インフラ整備に日本も大きく貢献


1月24日
②岐阜市に本社を置くメイホーホールディングスの現地法人を視察、8年前にプノンペンへ進出。企業理念がしっかりしており、カンボジア人から見て、賃金は同業他社に比べて高いわけではないが、日本企業で働いているということが高いモチベーション繋がっているとカンボジア人がおっしゃっていました。
③イオンカンボジア2号店「イオンモール セン ソック シティ」へ。2014年に1号店、昨年5月にこの2号店がオープン、今度3号店も計画中とのこと。イオンができる前は、カンボジアに百貨店もモールも存在しなく、イオンができカンボジア人のライフスタイルが変わったとのこと。「イオン前、イオン後」という言葉もあるみたいです。
1月25日
④昨年9月に開校したカンボジア日本技術大学へ。介護の人材を養成、各種奨学金制度を用いながら地方の優秀な学生を募り、全寮制。土浦商工会議所青年部では大学の図書館へ本を寄贈することをその場で決定しました。
⑤プノンペン和僑会(海外を拠点に活躍する日本人起業家ネットワーク)の皆さまとランチミーティング。まさか土浦市出身方とお会いするとはびっくりしました。
⑥在カンボジア日本大使館にて、今回の視察を振り返りながら深掘りの意見交換。
⑦カンボジア開発評議会(CDC)/カンボジア投資委員会(CIB)副委員長のチア・ブッティ氏と意見交換。カンボジア開発評議会が入っている建物はフランス領インドシナ時代、フランスの総督がいた建物、さらには国際連合カンボジア暫定統治機構(アンタック)の明石代表がいた建物と聞いて感動しました。


成田から土浦への帰りの道中、だんだん眠くなってきました。私にとって衆議院議員として初の海外がカンボジアとは感慨深いです。カンボジアは内戦後、日本が復興に尽力してきたことで親日な国であり、プノンペンの活気は想像以上のものでした。
今回のミッションでは、JETRO茨城、外務省、ANAはじめ多くの皆様にお世話になりました。ありがとうございました。最後になりますが、土浦商工会議所青年部の室伏グローバルビジネス委員長、お疲れ様でした。