ACTIVITIES活動報告

ドクターヘリ運行開始

100701.jpg本日は、民主党の大型車で土浦、かすみがうら、石岡を街宣活動。民主党に対する大きな声援がある一方、厳しい声もたくさんありました。
さて、茨城県ドクターヘリが今日から運行開始となります。ドクターヘリは機動性が良く、50kmを約15分で飛びます。つまり、県内全域、30分以内で高度な救急医療を提供する体制が整備されるため、救命率の向上、後遺障害の軽減を図っていくことが期待できます。
 ドクターヘリを置く基地病院を国立病院機構水戸医療センター(茨城町)と水戸済生会総合病院(水戸市)にし、二つの病院の共同運航方式をとっております。ただし、このような二つの病院の共同運航方式は全国的にも稀なケースであります。
 青山は昨年保健福祉委員会において、基地病院の選定にあたっては、千葉県のドクターヘリで患者受け入れ経験があり、医療スタッフも充実している県南の病院で一度導入し、県央の病院で十分な医師確保ができた段階で県央に基地病院を移すのも一つの考えではと述べました。
 というのも一人でも多くの命を救うための一つの施策としてドクターヘリを導入するのに、単にドクターヘリを導入することが目的になっているような気がしたのと、共同運行方式で適切な運用ができるのかと疑問をもったからです。いずれにせよ、県としては今日の運行に向けて、円滑な運用ができるよう、さまざまなシミュレーションを行ってきました。
因みにドクターヘリは、年間約1億7000万円の経費がかかりますが、県負担はその4分の1の約4250万円。さらに県の財政力によっては、さらに国の補助が加算されます。
 今回の導入による効果を見てからですが、将来的には、県南地域に2台目のドクターヘリが導入できないか検討していきたいと思います。