ACTIVITIES活動報告

県北港湾等現状視察報告

県北の港湾関係報告。写真中心で。

まずは、大洗港区。大洗に限らず津波で船が何隻も打ち上げられている光景が。船乗りさんの話では、津波が来る前に沖に出た船は無事、岸壁につながったままだとこのようになってしまうのがほとんど、津波は1メートル違うだけで被害が全然変わってくるとのこと。また、船を修理するにも費用もそうだが、船を直せる大工さんや機械工がいないので、直そうにも直せない状況とのこと。

ひたちなか港。ここは、日立建機さんやコマツさんの重機を輸出の場所。埋立地なので液状化現象がひどい。

日立港区。被害の概要と現在の状況の説明を受ける。

岸壁は頑丈だが、中の部分が弱いのでこのようにひび割れができてしまう。これはどこの港も同じ。この先にあったベンツと日産の車は全てダメになってしまったとのこと。

会瀬漁港。底引き網をクレーンで引き上げる。

平潟漁港付近の津波による被害を受けた家屋。
茨城経済を牽引する港の復活が急務。ただ、岸壁の補修、さらに津波によって岸壁付近の水深が浅くなっており、浚渫して船が入れる水深を確保しなくてはならない。被害が少ないところから順次定期航路の回復に努めていかねばならないとのこと。
今日は土浦の霞ヶ浦体育館で仲間の方たちが炊き出しを行っていたのに、間に合わなくてすみませんでした。