ACTIVITIES活動報告

昨晩は第2次補正予算案の採決でした

昨晩は2兆7000億円にのぼる第2次補正予算案の採決でした。青山は熟慮の末、反対しました。
台風で被災された農家の皆さまへのビニルハウス対策など必要のものも計上されていますが、その多くは当初予算で議論すべき内容のものであるからです。昨年も同様の指摘をしましたが、補正予算は自然災害など緊急かつ柔軟性の高い場合に計上すべきであり、補正予算それ自体が常態化されるのはよくない訳です。
これまでにおいても、関係省庁から補正予算について説明を伺う党の部会で、補正予算にあがっている項目に果たして補正予算としなければならない緊要性があるのか、を議員が追及することが多いです。
 
こういうことを言うと「野党は何でも反対でけしからん!」と責められますが、昨年11月の第1次補正予算案については賛成をしております。因みに国会議員全員が賛成でした。
第1次補正予算9356億円は西日本豪雨や北海道地震など災害からの復旧復興、公立の小中学校などのエアコン設置、倒壊で犠牲者が出たブロック塀の増強など、まさに緊急かつ必要なものに計上されました。更に年度内のさらなる自然災害が起きた場合に対応するため予備費も追加計上されました。
11月に全員賛成で可決された第1次補正から3ヶ月余り、第2次補正予算は必要あるのだろうか?新年度予算の中でしっかり議論すべきです。財政が厳しいと言いながら単なるバラマキではないだろうか?こんな状態で消費税増税とはあまりにも酷い。