ACTIVITIES活動報告

ベトナム訪問2日目

ベトナム訪問2日目は、チュオンタンサン国家主席はじめ、カオドゥックファット農業農村開発大臣、グェンヴァンチュン計画投資副大臣などとの意見交換会やフォーラム、日本ベトナム友好協会茨城県連合会の皆様主催の昼食会、さらには茨城の企業と現地企業との商談会などを行いました。
国家主席や大臣はじめ政府要職の皆様が、私たち茨城訪越団に寄せる期待の大きさをひしひしと感じます。茨城県についてとても勉強しております。茨城県から農業分野を中心に技術や仕事のやり方を学び、ご指導いただきたいとのことで、今回の訪越団のスケジュールをとてもタイトに組んだことをご理解頂きたいと言われたのが印象的でした。
さて、ベトナムは全人口9千万人のうち、6千万人が農業従事者であり、そのうち2500万人が農業労働者であるとのことです。農業はGDPの約20%でありますが、政府は農業を重視しており、海外からの農業投資案件は最優先の優遇政策の適用対象となっているそうです。
ベトナムは南北3千キロなので、風光明媚で、農林水産業が幅広く展開されております。米、コーヒー、お茶、ゴム、畜産では豚、牛、水牛などで、えびなど水産物の養殖加工も盛んであるとのことです。食料自給率が高いので農産物を積極的に輸出しており、2014年見込みでは年間300億ドルの輸出となる見込みであり、米の輸出は800万tにものぼるそうです。
ただし、農産物の輸出量は多いが質が低いのが課題であり、未加工のままの原料輸出がほとんどであります。そこで、茨城と協力してよりよい品種開発し、国内で供給したり、国内で付加価値を付けて輸出したい考えを持っております。例えば、現在、年間、150万tのコーヒーを輸出しているが未加工の豆、100万tのゴムも原料のまま輸出しているため、ゴムの原料は輸出しているのに、ゴムで作ったタイヤは輸入しているというのが現状であるそうです。そういった現状を踏まえ、海外からの農業投資案件について行政の支援はおしまないそうです。
因みに今回の訪問を契機に、新しくホーチミンにオープンするあるレストランでは常陸牛を扱うことを決めたみたいです。
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